プロフィール

はじめまして。当ブログをご覧いただきありがとうございます。
私は、地方の私立病院で働く40代の薬剤師です。
このプロフィールでは、私がこれまでどのように薬剤師としてのキャリアを積み重ねてきたのか、どんな思いで日々の業務に向き合っているのか、そしてちょっとした趣味の話まで、ざっくばらんにご紹介できればと思います。


■ 薬学への道:大学・大学院での学び

私は地方の私立薬学部を卒業し、その後は大学院修士課程に進みました。
学部生時代から臨床志向が強いわけではなく、大学院では分子生物学の研究をしていました。実際に研究活動をしてみて研究よりも、現場に出てチーム医療に関わりたいという思いが強く、修了後は地元に戻り、地方の私立病院に薬剤師として就職しました。


■ 現場でのギャップと新たな出会い:NSTとの出会い

就職当初は、「感染症領域のチーム医療に携わりたい」という希望を持っていましたが、当時の配属は栄養サポートチーム(NST)
最初は戸惑いもありましたが、活動を重ねるうちに「患者の栄養状態が回復を大きく左右する」ことを実感。多職種連携の中で薬剤師ができる役割も見え、次第にやりがいを感じるようになりました。

数年後にはNST専門療法士の資格を取得。NST活動を通じて、臨床現場での多職種との関わり方、情報共有の重要性など、多くの学びを得ました。


■ 感染対策チーム(ICT)への転機

NSTでの活動にやりがいを感じながらも、やはり「感染症」に対する興味は持ち続けていました。
そんな折、感染対策チーム(ICT)で活躍していた同僚が退職
チームの空席を埋める形で、私がICT業務を引き継ぐことになりました。

知識も経験もゼロからのスタートでしたが、日々の勉強と現場経験を重ね、抗菌化学療法認定薬剤師、さらに感染制御認定薬剤師の資格も取得。
感染症治療、耐性菌対策、抗菌薬適正使用の推進など、薬剤師として担える役割の広さと深さに触れ、現在ではこの分野が私のライフワークとなっています。


■ 病院薬剤師としての社会活動

病院業務に加えて、徐々に地域活動や学会活動にも関わるようになっていきました。

  • 病院薬剤師会の理事として、他施設の薬剤師とのネットワーク作りや情報交換の場を設けたり、
  • 学校薬剤師会の理事として、地域の学校への衛生管理や啓発活動を行ったり、

といった活動を通じて、病院外での薬剤師の役割の重要性も実感しています。

特に印象的だったのが、地域の調剤薬局の薬剤師と開催した抗菌薬座談会
病院と薬局では扱う情報や視点が異なりますが、患者さんを中心に考えれば、垣根を越えて連携することの大切さを再認識する機会になりました。

また、他団体の研修会の講師もさせていただくこともあり、他職種への情報提供や啓発活動にも力を入れています。


■ 趣味は「広く浅く」なんでも楽しむ

仕事に関しては真面目ですが、オフの時間はとことん楽しみたいタイプです(笑)

趣味は本当に多趣味で、

  • ゴルフに行けば早朝からラウンドし、
  • 麻雀をすれば真剣に牌譜を研究し、
  • クルマも好きで試乗レポートを読んだり、
  • 漫画も大好きで「キングダム」や「ワンピース」は何度も読み返しています。
  • 野球もサッカーもTV観戦から現地観戦まで。
  • あとは、飲み歩き・食べ歩きも欠かせません!

「趣味は広く浅く、でも語り出すと止まらない」――そんな感じの性格です。


■ ブログを通して伝えたいこと

このブログでは、

  • 感染制御に関わる薬剤師のリアルな業務や知識
  • チーム医療の中で薬剤師ができること
  • 地方病院ならではの工夫や苦労
  • 医療従事者同士の連携のヒント
  • そして、ちょっとした趣味の話まで
  • 旅行やおすすめのお店など

幅広く発信していきたいと考えています。

同じように現場で奮闘している薬剤師の方、これから感染分野に関わりたい薬学生や若手薬剤師の方にも、少しでも参考になればうれしいです。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

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